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獣医師・小笠原聖悟のブログです。

2006年9月04日(月)第2回 小動物病院腫瘍科

 大学病院は高水準の治療を行なう場所であると同時に、教育の機関でもあります。
動物病院内では、大学教官、研修医、学生、動物看護士がそれぞれの役割を持ち働いています。病院内はとても忙しく、みんなドタバタと働いています。

 私もここに来た当初は、忙しさと緊張のため(?)体重を減らすこともありましたが、現在ではその生活にも慣れ、またアメリカの高カロリー食にも助けられ、体重を元に戻すどころか増加の一途を辿っています。
どうにか歯止めを掛けなければと思っているのですが・・・・・


腫瘍科には5人の教官と3人の研修医、そして4人の看護士が働いています。とても明るく楽しい場所なのですが、困ったことに男性が私を除いて一人もいません。
羨ましいと思う方もいるかもしれませんが、決してそんなことはなく、時に居場所に困ることもあります。

獣医療に関わる女性は近年大幅に増え、欧米では女子学生が90%以上を占める状況になっているようです。日本でも少しずつですが同様の現象が起こっているようです。

これからは獣医師というと”女性の仕事”というイメージになるのかもしれませんね。
次回からは、病院に来ている動物たちを紹介していきたいと思います。

 


2006年8月28日(月)第1回 タフツ大学と大学動物病院

 こんにちは!
始めますと言ったもののなかなか始まらない。
ここ最近忙しかったのも事実なのですが、まあそんな言い訳をしても先には進まないので今日からしっかり書き込んで行きたいと思います。ご意見のある方はご自由に連絡ください。


さて今回は私の仕事場である大学の紹介をしたいと思います。

 私が現在籍を置くタフツ大学獣医学科 http://vet.tufts.edu/ はアメリカ東海岸マサチューセッツ州のグラフトンという小さな田舎町にあります。ここグラフトンはニューヨーク市から高速度道路を北東に3時間半車をかっ飛ばすと"あっ!?"という間に着いてしまいます。
ニューヨーク市が青森県百石町(あ、おいらせ町に変わったんですよね)と同じ緯度にあることは皆さんご存知かと思いますが(知らない方はこちらをクリックhttp://oirasecho.net/log/eid0.html#sequel)、そこからさらに北上するので、津軽海峡は簡単に超えちゃうんです。緯度は札幌市とほぼ同じくらいになります。

大学の周辺には広大な牧草地が広がり、また多くの自然が残る環境豊かな場所です。
冬には−20度を下回ることも珍しくありませんが、それでもここに住む人達はたくましく、そして季節の移り変わりを楽しみながら生活しています。

さて、そんな自然環境豊かなタフツ大学ですが、実は近郊地域や近郊主要都市(ボストン)へのアクセスもよく、多くの患者がボストンを含め周辺地域から(ニューヨークからも)来院します。犬・猫はもちろん、エキゾチックアニマル、また大型トレーラーに乗って馬も診察に連れてこられます。
特に春は馬の繁殖シーズンでタフツで出産を行なう馬も少なくないようです。新しい生命が誕生する場面は、病気の治療を行なう病院で、飼い主、病院スタッフ、皆が心温まる瞬間です。


 
2006年5月8日(月)

 皆さんコンニチハ!!
獣医師の小笠原聖悟です。
小笠原犬猫病院のホームページを見ていただきありがとうございます。


 病院にいらっしゃる飼い主の皆さんはもうお気づきかとは思いますが、私はここ数年ほど診察にでていません。
かといって行方不明だった訳ではありません。


 私は現在、米国タフツ大学獣医学科腫瘍科で研修・研究の日々を送っています。
タフツ大学の腫瘍科は、アメリカ国内のみならず世界的に有名な動物の腫瘍(癌)治療専門医がそろい、毎日多くの動物たちが癌と戦うために訪れます。
私たちも最先端の治療をできるだけ多くの動物たちに提供できるよう、日々精進しています。


 さて、そんなアメリカでの生活も、はや1年半が過ぎ、アメリカの獣医療、動物事情など、私が日本で観ていたものとは異なった点も少なくありません。
今回から少しずつですが、アメリカの動物情報、獣医学情報を発信して行きたいと思います。




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